みなさんは、
「テクノロジア魔法学校」
って聞いたことがありますか?
公式ホームページをみると、
ディズニーの世界を楽しみながら、大人から子供までプログラミングが自宅で学べるオンライン型学習教材、
とありました。
「魔法の本」(テキスト!)で「謎を解きながら」(プログラミングを学習し)、各章をクリアするたびに、ディズニーキャラのポストカードまでもらえるそうで、
おっ、楽しそう!
と、思わず無料体験に申し込みそうになりました。
でも、結局やめました。
なにか違和感があったのです。
たしかに、勉強は楽しいから続けられるのだと思います。
野口悠紀雄も『「超」独学法 』の中で、
人間の本質は、勉強にある。勉強こそ、人間の人間たる所以だ。だから、勉強することは本能的に楽しいのだ。
と言っています。
しかし、この「楽しい」は、
さっき感じた「楽しそう!」とは違います。
浅田すぐるは『すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法』の中で、
現在は「学び」が「消費」になっている時代です。
と指摘しています。
テレビ番組のほとんどが「面白くてためになる」クイズ番組やニュース解説、情報番組ばかりになってしまった。
インターネット上にはありとあらゆるテーマについて学べてしまうテキストや動画が、情報洪水のごとく溢れかえっています。
だからこそ「消費」型の学習観から「投資」型の学習観へ(変えていきましょう)。
(いずれも同書より)
社会人にとっての勉強は、大切な時間を投資して自分にリターン(回収)があるべきもの。
消費は消えて費してしまうもの。
あなたの勉強は、消費や浪費になっていませんか?